先日のコラムでもお伝えさせて頂いた通り、今週の東京競馬場は、週中の台風に加えて、週末の予報も下り坂。
安田記念も、場合によっては超のつく道悪コンディションで開催される可能性があります。
尚、安田記念が重馬場以上に悪化したシチュエーションという意味では、過去20年を振り返っても2014年の1年のみ。
その前となると、タイキシャトルが制した1998年。
過去30年を振り返っても2度しかない、まさに異例の事態となります。
2014年の安田記念は、相当量の降雨の影響で不良馬場開催に。
レースを制したのはジャスタウェイ。その父ハーツクライは、母の父がグレイソヴリンを経由するナスルーラ系の大種牡馬トニービン。
また、ジャスタウェイの母父は、BCクラシック勝ち馬で米国競馬の名馬Wild Again。
16人気2着と、大波乱を演出したグランプリボスも、父がプリンスリーギフトを経由するナスルーラ系種牡馬のサクラバクシンオー。
10人気3着ショウナンマイティは、母の父が米国競馬の大種牡馬Storm Cat。
1998年の安田記念も不良馬場の施行。
1着タイキシャトルは、米国型ヘイロー系Devil’s Bagの産駒。
8人気2着オリエンタルエクスプレスは、米国型Danzig系Green Desertの産駒。
17人気3着ヒロデクロスは、グレイソヴリンを経由するナスルーラ系タマモクロスの産駒。
この結果が示す通り、超道悪レベルの安田記念では、ナスルーラ系、もしくはStorm Cat、Danzigなどに代表されるダート大国米国血統馬の期待値が上昇しやすい傾向にあります。
イメージとしては、圧倒的に時計がかかることで、ダート戦で問われるようなパワーや馬力の要素が活かされやすくなる、といったところでしょうか。
あくまでも2014、1998年と同等の馬場になった際に限りますが、この傾向を踏まえた上で、今年の安田記念で私が最も注目したい馬は、