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愛知杯(G3) [最終見解]

2024年01月13日(土)
小倉11R 愛知杯

今年は従来の中京芝2000mから舞台を替えて、小倉芝2000mで実施される愛知杯。

2010、2011、2020年も、今年と同じく小倉芝2000mで実施。

2010年6人気1着セラフィックロンプ、2011年2人気1着フミノイマージンは、何れもマンハッタンカフェ産駒。

2020年9人気1着デンコウアンジュは、メイショウサムソン産駒。

マンハッタンカフェ、メイショウサムソンの共通項は、どちらも天皇賞春(芝3200m・G1)の勝ち馬であること。

要するに、小倉開催時の愛知杯はスタミナの絶対値がポイントになる傾向が顕著。

セントカメリアの父ドゥラメンテは、天皇賞春勝ち馬タイトルホルダー、菊花賞馬ドゥレッツァなど長距離G1レース勝ち馬を多数輩出。

母父エリシオは、1996年の凱旋門賞馬で、スタミナ指向の強い欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。

小倉開催だった2020年の愛知杯も、当日単勝9番人気以下の父欧州型ノーザンダンサー系血統馬が1着3着で、3連単の配当金が59万円超の大波乱決着に。

前走のサンタクロースSは、上がり最速の末脚で1着。

小倉開催の2020年、2011年の勝ち馬も、前走の上がり順位が3番手以内だった馬。

スタミナ指向が強く、かつラストの伸びにも定評がある馬が走りやすい当レース向きの典型と言えるキャラクター。

ミッキーゴージャスは、父系、母系ともに欧州指向、スタミナ指向の強い血統馬で、近走上がり上位の実績馬。

タフさが問われる中距離重賞は適条件。