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ローズS(G2) [最終見解]

2024年09月15日(日)
中京11R ローズS

阪神競馬場の改修工事に伴い、今年は中京芝2000mで施行されるローズS。

尚、2020~2022年のローズSも当舞台で実施。

この期間で馬券に絡んだ9頭中は全馬が、前走オークス出走or前走5着以内の好調馬。

また、中京開催の近年で馬券に絡んだ9頭中8頭は、父か母父がディープインパクト系の血統馬。

世代上位の実績馬か近走好調馬の中でも、ディープインパクトに代表されるサンデー系特有のスピード、直線の伸びに優れたタイプが最も走りやすい傾向も。

ハワイアンティアレは、前走1勝クラスのマイル戦1着からの好調ローテ。

父ロードカナロアは、キングカメハメハを父に持つ言わずと知れた現日本競馬界のトップサイアー。

今年と同じく中京競馬場で行われた2021年のローズSは、父キングカメハメハ系血統馬が1着3着。

要するに、ディープインパクトに限らず、日本の主流血統のスピードが活かされやすい傾向。

尚、本馬の前走時の馬体重は428キロ。

中京開催の2020~2022年のローズSで馬券に絡んだ9頭中6頭は、レース当日の馬体重が452キロ以下というデータも。

前述の通り、スピードや直線の伸びが活かされやすい傾向だけに、体格的にもコンパクトな馬はより恵まれやすい傾向も。

レガレイラは、前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)5着からの臨戦過程。

過去5年のローズSは、その勝ち馬5頭中3頭が、前走東京芝2400mG1レースの出走馬。

前走時の馬体重は458キロ。

想定上位人気馬の中では、コンパクトなタイプであることも今回の競馬へ向けては強調材料。

近親には、中京開催の当レースに相性抜群のディープインパクト。

また、父スワーヴリチャードは古馬になって大阪杯、ジャパンCと古馬G1レースを2勝したように、夏を超えたことによる成長度等々も加味すれば、順当に勝ち負けを期待できる1頭。

クイーンズウォークは、ディープインパクト系キズナの産駒で、前走オークスからの特注ローテ。

キズナ産駒で、母父が米国型ミスプロ系血統馬という意味では、2022年7人気3着エグランタインと全く同じ配合構成馬。

唯一、重箱の隅をつつくのであれば、前走時の馬体重は522キロ。

本質がパワータイプの競走馬だけに、他馬のスピードが削がれるような競馬のほうが、よりパフォーマンスを上昇させる可能性も。