今春まで行われていた京都競馬場の全面改修工事に伴い、直近3年は非中京開催。4年ぶりに従来の中京開催へ戻る今年のCBC賞。
中京競馬場で行われた2017~2019年の直近3年のCBC賞は、ディープインパクト産駒が3年連続で連対。
2019年1人気1着レッドアンシェルは、マンハッタンカフェの産駒。
2018年9人気2着ナガラフラワーは、ダンスインザダークの産駒。
ディープインパクト、マンハッタンカフェ、ダンスインザダークの共通項は、何れもサンデーサイレンスを父に持ち、自身も種牡馬としても3000m超G1の勝利実績を持つ種牡馬であること。
また、2017~2019年のCBC賞は、馬券に絡んだ9頭中7頭が、前走1400m以上出走の距離短縮馬or近2走以内に上がり順位5番手以内の末脚実績馬という共通項も。
この結果が示すように、中京開催のCBC賞は、血統的にも、臨戦過程的にもスタミナ指向の強い傾向が垣間見える方向性。
ディヴィナシオンは、サンデーサイレンス系種牡馬の中でもスタミナ指向の強いヴィクトワールピサ産駒。
前走の函館スプリントS(G3)で、上がり順位2番手の末脚をマークしていることも今回の競馬へ向けては有利。
トゥラヴェスーラも、父がスタミナ指向の強いサンデーサイレンス系ドリームジャーニー。
2走前の高松宮記念(G1)では上がり順位3番手の末脚を計測。
この馬に関しては、既に幾度も同舞台の高松宮記念で結果を残しているように、当舞台に対する適性の高さは証明済み。
また、今年の高松宮記念も不良馬場で結果を残したように、週末の雨予報も追い風に。