2019年以来の京都開催となるマイルCS。
京都開催の2017~19の直近3年のマイルCSは、馬券に絡んだ9頭全馬が前走芝重賞で5着以内馬。
また、その9頭中8頭は、近2走以内に1800m以上の芝重賞出走or芝重賞で上がり順位3番手以内の末脚実績があった馬。
近走好調馬の中でも、いわゆる中距離指向の強いタイプがより走りやすい傾向も。
これに伴い、血統的にも中距離指向の強いタイプは優勢。
京都開催の直近3年で馬券に絡んだ9頭は、全馬が父欧州型、もしくは父ステイゴールド系orディープインパクト系に該当。
中でも注目は、ディープインパクト産駒とハービンジャー産駒。
ディープインパクト産駒は、京都開催の2012~19年の8年連続で必ず1頭以上は馬券内に好走。
また、欧州型ダンチヒ系ハービンジャー産駒のペルシアンナイトは、2017~19年の3年連続で馬券圏内に好走。
この結果が示す通り、近走好調馬であることは大前提として、戦歴も血統も中距離指向、スタミナ指向の強いタイプが恵まれやすいレース。
参考までに今年のマイルCS出走予定馬の中で、前走芝重賞で5着以内、近2走以内に1800m以上の芝重賞出走or芝重賞で上がり順位3番手以内の末脚実績、かつ、父欧州型、もしくは父ステイゴールド系orディープインパクト系の、全ての条件を満たす馬は以下の通り。
シュネルマイスター(父欧州型)
ソウルラッシュ(父欧州型)
ソーヴァリアント(父ステイゴールド系)
ナミュール(ハービンジャー産駒)
レッドモンレーヴ(父欧州型で母父ディープインパクト)