2024年11月09日(土)
東京11R 武蔵野S
近5年の武蔵野Sは、オープンクラスの東京ダートコースで連対実績を持っていた馬が全勝。
直近3年で馬券に絡んだ9頭中8頭も、上記の実績を満たす馬。
また、過去5年の当レースで馬券に絡んだ15頭中13頭は、父か母父がサンデーサイレンス系orキングマンボ系の血統馬とういう共通項も。
単勝5番人気以下から馬券に絡んだ9頭8頭も、上記の血統該当馬。
東京コース巧者で、かつ芝指向のスピードを兼ね備えた馬が最も走りやすい傾向も。
エンペラーワケアは、今年の根岸S(東京ダ1400m・G3)勝ち馬で、東京ダート戦に関しても連対率100%。
前走エニフS(中京ダ1400m)1着からの勢いのある臨戦過程も、当レースへ向けては有利。
近5年の武蔵野Sは、馬券に絡んだ15頭中11頭が、前走5着以内の好調馬というデータも。
父ロードカナロアは、芝ダート双方のG1レース勝ち馬を輩出するキングマンボ系種牡馬。
前述の通り、父か母父サンデーサイレンス系orキングマンボ系等々、芝指向のスピードを兼ね備える血統馬も特注系。
昨年5人気3着レッドルゼルは、本馬と同じロードカナロア産駒。
2020年8人気3着、2021年2人気2着と、2年連続で好走したエアスピネルは、ロードカナロアの父にあたるキングカメハメハの産駒。
2019年13人気3着ダノンフェイスも、キングカメハメハ産駒。
尚、2着1着と好結果を残す近2走の競馬は、何れも斤量59キロを背負ってのパフォーマンス。
その舞台適性に加えて、別定戦の斤量57キロであれば、あっさり突き抜けるシーンまで想定可能。
ショウナンライシンは、前走グリーンチャンネルC(東京ダ1400m・OP)1着からのローテ。
前述の通り、近走好調馬、東京ダートのオープンクラスで好走実績を持つ馬は有利のレース。
父エスケンデレヤは、東京ダート重賞にも相性のいい米国型の名血ストームバード系の種牡馬。
父ストームバード系の差し追い込み脚質という意味では、昨年6人気2着タガノビューティー、2019年9人気1着ワンダーリーデルにも類似するキャラクターで、人気以上の激走に期待。
ペイシャエスは、東京ダ1600m重賞の勝ち馬で、父エスポワールシチーも当舞台G1のフェブラリーS勝ち馬。
母父ワイルドラッシュも、種牡馬としてフェブラリーS勝ち馬トランセンドを輩出。
前走エルムS(G3)1着からの勢いのある臨戦も強調材料ではあるものの、その血統背景を踏まえれば、むしろ今回はその前走以上のパフォーマンスまで期待できる典型的な東京ダート巧者のキャラクター。