2024年12月07日(土)
中京11R [中日新聞杯]
近3年の中日新聞杯は、馬券に絡んだ9頭中8頭が、当日単勝4番人気以下の人気薄。そのうち4頭は10番人気以下の大穴と、大荒れ必至の重賞レース。
その直近3年は、馬券に絡んだ9頭中8頭が、前走道中5番手以内馬or距離延長ローテ馬という共通項。
2000m重賞ながらも、いわゆる短距離寄りのスピードが問われやすい傾向も。
クルゼイロドスルは、前走富士S(東京芝1600m・G2)8着からの距離延長ローテ。
これまで自身の勝ち鞍4勝が全て1800m以下の距離であることも、今回の競馬へ向けては強調材料。
近3年の当レース勝ち馬3頭も、全馬が1800m以下の距離で勝利実績orオープンクラスで連対実績があった馬という共通項も。
父ファインニードルは、現役時代にスプリンターズS、高松宮記念と日本の古馬スプリントG1レースをコンプリートしたスピード指向の強い種牡馬。
昨年の中日新聞杯は、イスラボニータ、クロフネ、ミッキーアイルと、父か母父に芝1400m以下の重賞勝ち馬を輩出した種牡馬を持つ馬が馬券圏内を独占。
2021年10人気3着シゲルピンクダイヤは、芝1200mG1レースの好走馬を多数輩出する短距離指向のスピードに優れたダイワメジャーの産駒。
この結果が示す通り、血統的にも短距離寄りのスピードタイプは有利の傾向が顕著。
その他では、ロードデルレイ、コスモキュランダ辺りもスピード指向の強いキャラクターで当レース向き。