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京都記念(G2) [最終見解]

2025年02月16日(日)
京都11R 京都記念

2020年以来、4年ぶりに京都芝2200mで行われた昨年の京都記念は、近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験馬が馬券圏内を独占。

また、1着プラダリアは母の父がクロフネ。2着ベラジオオペラはロードカナロア産駒。3着バビットは母の父がタイキシャトル。

クロフネ、ロードカナロア、タイキシャトルは、全馬が自身もしくは産駒が芝1200mG1レースの勝ち馬という共通項。

戦歴的にも血統的にも、いわゆる短距離指向の前向きさやスピードが問われやすい傾向も。

ヨーホーレイクは、近2走連続で3コーナー5番手以内の先行経験馬。

血統構成は、ディープインパクト×フレンチデピュティ。

父、母父ともに芝1200mG1レースの好走実績馬を輩出した種牡馬であることも強調材料。

父がディープインパクトで、母父がフレンチデピュティ系種牡馬という意味では、前述した昨年の勝ち馬プラダリア(ディープインパクト×クロフネ)にも類似性が高い血統馬。

そのプラダリアは、今年も出走を予定。

これまで芝2200m重賞では、3度の複勝圏内好走実績を持つ典型的な非根幹距離重賞巧者のキャラクター。

人気が想定されるチェルヴィニアは、近走の先行経験に加えて、2代母ハッピーパスが1600m重賞の勝ち馬。

4着に好走した前走のジャパンC(G1)のメンバーレベル等も加味すれば、定石通りに勝ち負けを期待できる1頭。