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福島記念(G3) [最終見解]

2023年11月12日(日)
福島11R 福島記念

近年の福島記念は、脚質的には前向きで、血統的にはスタミナ指向の強いタイプが有利の傾向が顕著。

直近3年は、前走の3角位置取りが3番手以内の該当馬が全勝。

昨年10人気1着ユニコーンライオン、一昨年5人気1着パンサラッサ、2020年テリトーリアルは、全て前走の3角位置取りが3番手以内、かつ父か母父サドラーズウェルズ系の血統馬。

また、2018~2020年は、父ステイゴールド系血統馬が3連勝。2019年はステイゴールド産駒のワンツー決着。

サドラーズウェルズ、ステイゴールドの共通項は、欧州芝中距離G1で実績を残す系統であること。

いわゆる欧州指向の馬力、持続力もポイントに。

ウインピクシスは、先行脚質で、父がステイゴールド系ゴールドシップと、例年期待値の高いキャラクター。

近5年の当レースは、父ステイゴールド系が3勝5連対と圧巻の成績。

また、これまでの勝ち鞍4勝中2勝も福島芝で挙げたもの。

福島コースに強い典型的なステイゴールド系であることも強調材料。

バビットも先行脚質で、父がステイゴールド系ナカヤマフェスタ。

福島芝では2勝、重賞勝ち実績も持つ典型的な舞台巧者系。

未勝利クラスを勝ち上がるまでにも3戦を要したように、本質が叩き良化指向の強いタイプだけに休養明け2戦目の臨戦も強調材料。

ユニコーンライオンは、昨年の当レース勝ち馬。

父も母父も欧州種牡馬で、母父High Chaparralは、近年の当レースで特注系統のサドラーズウェルズ系種牡馬。

昨年同様、自分の形にさえ持ち込めれば2年連続好走も。