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新潟2歳S(G3) [最終見解]

2023年08月27日(日)
新潟11R 新潟2歳S

近年の新潟2歳Sは、いわゆるスピード指向の強い傾向が顕著。

その詳細は、短距離指向のスピード能力が活きる新潟2歳Sを参照。

アスコリピチェーノは、前走芝1400mで1着の距離延長ローテ。

2018年8人気3着スティルネス、2019年3人気2着ペールエールも、前走芝1400m以下出走の距離延長ローテ馬。

また、直近4年の新潟2歳Sは、当日単勝7番人気以下の人気薄が4年連続で4着に好走中。

ノーザンファーム生産のダイワメジャー産駒で、前走1400m1着馬という意味では、前述したペールエールと全く同じパターン。

そのダイワメジャー産駒も、新潟2歳Sに相性のいい種牡馬。

一昨年の勝ち馬セリフォスは、ダイワメジャー産駒。

2017年の当レースは、ダイワメジャー産駒のワンツー決着。

更には、2代母リッスンは、英国の2歳マイルG1フィリーズマイルの勝ち馬。

父のレース相性に加えて、2歳時から能力をフルに発揮できる牝系という意味でも、新潟2歳S向きの典型と言えるキャラクター。

ジューンテイクも、距離延長の前走芝1400m出走馬。

ディープインパクト系キズナの産駒で、距離延長ローテ馬という意味では、2019年7番人気4着クリアサウンドを彷彿とさせる1頭。

昨年10番人気4着バグラダス、一昨年9番人気4着コムストックロードも、父か母父ディープインパクト系の血統馬。

ディープインパクト系血統馬の距離延長ローテは、当レースに限らず日本の芝重賞では常に期待値の高いパターン。

ヴァンヴィーヴは、当レースに相性のいいダイワメジャー産駒。

距離短縮ローテは減点材料も、デビュー戦で1400mの競馬を経験していること、また新馬戦よりもペースが速い未勝利戦を経験していること自体はアドバンテージ。

母方は愛国のスプリント血統で、当レース向きの牝系。