2024年02月11日(日)
東京11R 共同通信杯
直近４年の共同通信杯は、前走芝２０００ｍ以上出走の短縮ローテ馬が全勝。
昨年も２頭のみの出走だった短縮ローテ馬が１着２着。
いわゆる中距離指向のスタミナがポイントになるレース。
また、この傾向に伴い、血統的にもスタミナ指向に優れたタイプは優勢。
中でも、父欧州型or父ハーツクライorステイゴールド系の血統馬は、過去５年で４勝、馬券に絡んだ１５頭中９頭が該当する特注系。
ミスタージーティーは、前走ホープフルＳ(中山芝２０００ｍ・Ｇ１)５着からの特注ローテ。
ドゥラメンテ×Sadler’s Wellsで、父も母父も欧州型の重厚な血統馬。
尚、ドゥラメンテは、母方に凱旋門賞馬トニービンの血を持つ種牡馬。
直近４年の共同通信杯は、欧州競馬の名血Sadler’s Wells、もしくはトニービンの血を持つ馬が全勝というデータも。
昨年の当レースも、母父サドラーズウェルズ系で、前走ホープフルＳからの臨戦だったファントムシーフが１着。
ドゥラメンテ産駒で、前走芝２０００ｍからの臨戦だったタッチウッドが２着に好走。
また、１８００ｍの非根幹距離重賞だけに、姉兄馬のタッチングスピーチ、サトノルークスが、どちらも非根幹距離Ｇ１レースの連対実績馬であることも今回の競馬へ向けては有利。
ディマイザキッドの父ディーマジェスティは、２０１６年の当レース勝ち馬。
前走芝２０００ｍ１着からの特注ローテで、高配当馬券の演出に期待したい１頭。
その他も、２０００ｍ以上実績、短縮ローテを重視してジャスティンミラノ、フォスターボンド。
想定上位人気馬のジャンタルマンタルは、スピード強化型の米国血統馬で、欧州指向のスタミナは希薄のタイプ。
前走から大きくパフォーマンスを落とす懸念も加味して押さえ評価まで。