2023年11月05日(日)
東京11R アルゼンチン共和国杯
過去5年のアルゼンチン共和国杯は、当日単勝5番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭中5頭が、前走条件戦、もしくはオープン特別の出走馬。
秋のG1シリーズの谷間で行われるハンデ重賞ということもあり、メンバーレベルの均衡化も含めて、ハンデに恵まれる格下馬が激走しやすい傾向も。
チャックネイトは、前走3勝クラスの六社S(東京芝2400m)1着からのローテーション。
直近2走は何れも上がり順位4番手以内の末脚を計測。
昨年6人気1着と高配当馬券を演出したブレークアップも、近走上がり上位の実績があった前走六社S1着馬。
母父Dynaformerは、近年の当レースで特注血統のロベルト系種牡馬。
父か母父ロベルト系の血統馬は、過去5年で3勝5連対、合計7頭が馬券に。
2021年は、父か母父ロベルト系の血統馬が馬券圏内を独占。
ハーツクライの産駒も、2022年5人気2着ハーツイストワール、2019年5人気2着タイセイトレイル等々、近年でも人気以上に走った馬を複数輩出。
ハーツクライ産駒で母父がロベルト系、かつ前走が格下のオープン特別で上位の上がりを使っていた馬という意味では、前述したタイセイトレイルに酷似するキャラクター。
ヒートオンビートは、これまで東京芝2500m重賞に3度出走して複勝率100%。
昨年の当レースでも僅差3着に好走。
目黒記念(G2)と年に2度しか行われない東京芝2500m重賞ともなる当レースは、2020、21年で連覇のオーソリティ、2018、19年で2年連続連対のムイトオブリガード等々、いわゆるリピーターの好走率も水準以上。
2020年6人気2着ラストドラフトは本馬の半兄。
典型的な東京芝2500m巧者のキャラクターで、斤量59キロでも勝ち負けに期待。
マイネルウィルトスは、一昨年の当レース2着馬で、今年の目黒記念でも6人気2着と好走。
父は東京芝2500m重賞に抜群の相性を誇るロベルト系のスクリーンヒーロー。
当舞台巧者のロベルト系血統の典型。