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プロキオンS(G3) [最終見解]

2024年07月07日(日)
小倉11R プロキオンS

従来の中京ダ1400mから舞台を替えて、今年は小倉ダ1700mで行われるプロキオンS。

2021、22年のプロキオンSも小倉ダ1700mで実施。

上記2年で馬券に絡んだ6頭中5頭は、距離短縮のローテ馬。そのうち3頭は当日単勝12番人気以下の超大穴。

また、小倉開催の近2年で馬券に絡んだ6頭中5頭は、父が非サンデー系の血統馬。

2021年は、父非サンデー系血統馬が馬券圏内を独占。父も母父も非サンデー系血統馬が1着2着で、3連単の配当金が194万円を超える大荒れ決着に。

その中でも父がミスプロ系、ナスルーラ系など、スピードを持続する才能に優れた血統馬は、小倉開催の2021、22年で連勝、馬券に絡んだ6頭中5頭も該当する特注血統。

ラインオブソウルは、小倉開催のプロキオンSで期待値の高い距離短縮の臨戦過程。

父シニスターミニスターは、エーピーインディを経由するナスルーラ系種牡馬。

母父スマートボーイは、非サンデー系でノーザンダンサー系の種牡馬。

前述の通り、大波乱決着となった2021年のプロキオンSは、父ナスルーラ系血統馬によるワンツー決着。

当時の1着馬メイショウカズサ(9人気)は、本馬と同様に父エーピーインディ系血統馬で、父も母父も非サンデー系の構成馬。

2着馬トップウイナー(14人気)は、父がナスルーラ系のバゴ、母父がノーザンダンサー系種牡馬のテイエムオペラオー。

尚、今年のプロキオンSに出走を予定する馬の中で、父か母父ナスルーラ系血統馬は本馬1頭のみ。

これまで小倉ダ1700mでは1戦1勝と、底を見せていない戦歴も含めて波乱演出に期待したい1頭。

スレイマンは、距離短縮ローテでキングカメハメハの産駒。

今年と同じく小倉開催だった一昨年の勝ち馬ゲンパチルシファーも、距離短縮ローテで父キングカメハメハ系の血統馬。

また、同じく小倉開催の2021年に12人気3着と高配当馬券を演出したメイショウウズマサも、父がキングカメハメハ系のロードカナロア。

尚、本馬はこれまで小倉ダ1700mでは2戦して連対率100%。

当舞台で唯一、先着を許した5走前の阿蘇Sの勝ち馬キングズソードは後の帝王賞(G1)勝ち馬と舞台実績も十分で、定石通りに勝ち負けに期待。

断然人気が想定される4戦無敗のヤマニンウルスは、デビュー戦以来の小倉ダ1700m出走。

そのデビュー戦は、2着以下に4秒以上の差をつけるビッグパフォーマンスとスーパーレコードのおまけ付きで圧勝。

当時の2着馬ゴライコウが、後に交流ダート重賞を制覇したように、舞台適性云々以前に、競走馬としての性能、ポテンシャルが抜けている可能性も高く、余程のアクシデント等がない限りはあっさりも。