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七夕賞(G3) [最終見解]

2024年07月07日(日)
福島11R 七夕賞

直近3年の七夕賞は、近2走以内に、3角5番手以内の先行経験or上がり順位3番手以内の末脚実績馬が全勝。

当日単勝6番人気以下の立場から馬券に絡んだ5頭も、全馬が上記の経験馬。

また近3年の当レースで馬券に絡んだ9頭は全馬が、父か母父がディープインパクト系orキングマンボ系の血統馬。

いわゆる日本の王道血統馬の中でも、スピード指向の強いタイプが最も走りやすい傾向も。

アラタは、近2走連続で上がり順位3番手以内の末脚をマーク。

また、近年の当レースで期待値の高い、キングカメハメハ×ハーツクライの日本の王道血統馬。

一昨年は、近2走以内に上がり順位3番手以内の実績があった父キングカメハメハ系血統馬が馬券圏内を独占。

加えて、これまで福島芝2000mでは2戦(※その2戦は何れも重賞)して複勝率100%と、舞台実績も込みで勝ち負けに期待したい1頭。

キングズパレスも、近走上がり上位の実績を持つキングカメハメハ産駒。

母Dubawi Heightsは、現役時代に欧州競馬の10F(約2000m)以下のG1レースを2勝。

前述した傾向通り、母方がスピード指向の強い牝系であることも、今回の競馬へ向けては有利。

レッドラディエンスは、こちらも毎年期待値の高い近走上がり上位の実績を持つディープインパクト産駒。

母方は世界最高峰のスピード大国とも称されるアルゼンチン牝系で、母ペルフォルマーダは、アルゼンチンオークス(G1)の3着馬。

その牝系のイメージ通り、これまでの自身の勝ち鞍4勝は全て2000m以下の距離で、前走2400m戦からの距離短縮ローテで前走からの更なる上積みにも期待できる1頭。