血統マニアが送る競馬マニアのための競馬情報ブログ!

日経賞(G2) [最終見解]

2024年03月23日(土)
中山11R 日経賞

近5年の日経賞は、前走がG2以上のグレードレース出走&2200m以上の長距離に出走していた馬が全勝。

当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭も全馬が上記のローテーションを満たす馬。

また、父か母父がキングマンボ系、ロベルト系、グレイソヴリン系の何れかに該当する血統馬は、過去5年で全勝。

当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭中5頭も上記の血統条件を満たす馬。

前走で格の高い長距離戦に出走していた馬の中でも、いわゆる欧州指向の強いスタミナ血統馬の期待値が高いレース。

クロミナンスは、前走アメリカJCC(中山芝2200m・G2)3着からの特注ローテ。

同じ非根幹距離の1800m、2200m、2500m、もしくは3000m超重賞などで3着以内の好走実績を持つ馬も、過去5年で4勝と特注系。

血統構成は、ロードカナロア×マンハッタンカフェ。

父は近年の当レースで期待値の高い欧州型キングマンボ系種牡馬。

一昨年の当レースは、父キングマンボ系血統馬が複勝圏内を独占。

昨年も当該血統馬によるワンツー決着。

母父マンハッタンカフェも、日経賞と同舞台で行われる有馬記念(G1)の勝ち馬で、非根幹距離重賞の鬼としても知られる種牡馬。

2019年の日経賞勝ち馬メイショウテッコン、2017年の勝ち馬シャケトラは、何れもマンハッタンカフェ産駒。

いわゆる典型的な非根幹距離巧者のタイプで、勝ち切る競馬に期待したい1頭。

ボッケリーニは、キングマンボ系キングカメハメハ産駒で、日経賞は直近2年連続で連対中の舞台実績馬。

一昨年、昨年以上に相手関係にも恵まれた印象も強く、まともに走れば、まず勝ち負けも濃厚と言える1頭。

マイネルウィルトスは、父ロベルト系、前走芝2200mのG2競走出走、更には非根幹距離の重賞好走実績馬と、概ねの条件を満たす1頭。

スクリーンヒーロー産駒でマイネル牝系という意味では、2021年の勝ち馬ウインマリリンにも近いキャラクターで、中山芝2500m戦はベスト条件の可能性も。