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カペラS(G3) [最終見解]

2024年12月08日(日)
中山12R [カペラS]

直近3年のカペラSは、馬券に絡んだ9頭中7頭が前走5着以内馬。

また近3年で、当日単勝6人気以下の立場から馬券に絡んだ9頭は全馬が、父か母父がキングマンボ系or米国種牡馬という共通項も。

その中でも父キングマンボ系血統馬は、直近4年連続で連対中、昨年はキングマンボ系ロードカナロア産駒のワンツー決着等々、特注血統。

ジレトールは、前走藤森S(京都ダ1200m)5着からの買いローテ。

前述の通り、前走5着以内の好調馬は基本的に有利のレース。

父は、昨年の当レースでもポイントになったキングマンボ系ロードカナロア。

母サンビスタは、2015年のチャンピオンズC(G1)勝ち馬。

いわゆる血統スケールという意味においてもメンバー随一とさえ言える存在で、人気以上の激走に期待したい1頭。

テイエムトッキュウも、ロードカナロア産駒で、昨年のカペラS勝ち馬。

2021、22年で連続連対のリュウノユキナ、2020年1着&昨年3着のジャスティン、2020年3着&2021年1着のダンシングプリンス、2018、19年で連覇のコパノキッキング等々、カペラSはJRA唯一の中山ダ1200m重賞ということもあり、リピーターの好走も目立つレース。

また、距離短縮ローテ&上級条件の中山ダ1200mで3勝の実績も強調材料。

近3年のカペラSで馬券に絡んだ9頭は全馬が、前走1400m以上出走の距離短縮馬or2勝クラス以上の中山ダ1200m戦で勝利実績馬というデータも。

ガビーズシスターは、連勝中で勢いのある臨戦過程に加えて、自身の勝ち鞍4勝中3勝が中山ダ1200m戦という典型的な舞台巧者。

父アポロキングダムは、ロードカナロアと同系統のキングマンボ系種牡馬。

また2代母エンゼルカロは、芝1200m重賞の勝ち馬。

ロードカナロア産駒に相性の良いレースだけに、母方が芝1200m指向のスピード牝系であることも有利。