2024年05月18日(土)
京都11R 平安S
京都競馬場で行われた近3年の平安Sは、その連対馬6頭中5頭が前走2000m以上のダート長距離戦に出走していた距離短縮ローテ馬という共通項。
また、昨年の勝ち馬グロリアムンディ、2019年の勝ち馬チュウワウィザードは、何れも芝ダート双方のG1レース勝ち馬を輩出したキングカメハメハの産駒。
2020年の勝ち馬オメガパフュームも、芝ダート双方のG1レース勝ち馬を輩出したスウェプトオーヴァーボードの産駒。
戦歴としてはスタミナ指向が強く、血統的には芝指向のスピードを兼ね備えたタイプが最も走りやすいレース。
オーロイプラータは、京都開催時の当レースで期待値の高い、前走ダ2000m戦からの距離短縮馬。
父リアルインパクトは、ディープインパクト系種牡馬で、芝のG1レース勝ち馬。
芝53勝、ダート66勝と、いわゆる芝ダート兼用指向の強い種牡馬。(※データは先週の開催終了時点)
昨年の2着馬で今年も出走を予定するハギノアレグリアスも、前走ダ2000mに出走していたディープインパクト系キズナの産駒。
この両者は、母方が芝指向の強い愛国牝系という意味でも類似性が高く、定石通りに京都開催時の当レース向きと言えるキャラクター。
メイプルリッジも距離短縮ローテで、京都開催の近3年で平安Sで2勝と相性抜群のキングカメハメハ産駒。
近親ウェスタールンドも、芝指向の強い血統馬で、ダート中長距離重賞戦線での活躍馬。
これまでの自身の勝ち鞍4勝が全て2100m以上の長距離戦であることも、相応の才能が活かされる今回の競馬へ向けては有利。
スレイマンもキングカメハメハの産駒で、ダ1900mは2戦2勝。
半姉に牝馬3冠馬ジェンティルドンナ。
芝指向のスピードを兼ね備える馬という意味では、メンバー最上位クラスの評価も与えられる1頭。