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直線の伸びや体力が問われる阪神セントウルS

2019年以来の阪神開催となるセントウルS。

阪神開催のセントウルSは、臨戦過程的にはスタミナ指向が強く、近走上がり上位馬や距離短縮馬が走りやすい傾向。

阪神競馬場で行われた直近3年のセントウルSは、3着以内に好走した9頭中7頭が、前走1200m以下の芝重賞で上がり順位3番手以内or前走1400m以上の芝重賞出走の該当ローテ馬。

但し、この傾向に相反する形で、血統的には短距離指向のスピード血統馬が俄然有利の傾向も。

中でも、自身か産駒が芝1200mG1レースに勝利実績を持つ種牡馬の産駒は、阪神競馬場の直近3年で合計6頭が馬券に絡む特注系。

また、短距離指向のスピードに優れた種牡馬が多数いる父ミスプロ系も、合計6頭が馬券に絡む注目の系統。

参考までに、今年のセントウルS出走予定馬の中で、前走1200m以下の芝重賞で上がり順位3番手以内or前走1400m以上の芝重賞出走馬かつ、上記の血統項目も満たす馬は以下の通り。

ピクシーナイト
ビッグシーザー
ホウオウアマゾン
モリノドリーム

エイシンスポッターロンドンプランは、何れも近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績を持つ馬で、短距離寄りのスピード指向に優れたディープインパクト系種牡馬の産駒。

それぞれの父エイシンヒカリ、グレーターロンドンは、どちらもスプリント指向のスピードという意味では水準以上の期待値を誇る種馬。

どちらも阪神開催のセントウルSに対する適性は、水準以上である可能性も。