近年の札幌記念は、いわゆるスピード指向の強い傾向が特徴的のレース。
過去5年の勝ち馬5頭は、全馬が前走3コーナー5番手以内の位置取りor芝1600m重賞の勝利実績を持っていた馬。
また、過去5年で当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ5頭中4頭も上記の項目を満たす馬。
中でも、芝1600m重賞の勝ち馬は過去5年で3勝、当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ5頭中3頭も該当する特注実績。
但し今年は、芝1600m重賞の勝ち馬は不在。
芝1600mの勝利実績を持つ馬は以下4頭。
イズジョーノキセキ
ウインマイティー
プログノーシス
ヤマニンサルバム
イズジョーノキセキは、近年好調のロベルト系とキングカメハメハ系(エピファネイア×キングカメハメハ)の血が強調された血統馬。
昨年は、父か母父ロベルト系orキングカメハメハ系の血統馬が5着以内を独占。
一昨年の勝ち馬ソダシ、2019年の勝ち馬ブラストワンピース、2018年の3着馬モズカッチャンは、全て母の父がキングカメハメハ。
これまでの戦歴、血統背景ともに札幌記念向きと言える1頭。
プログノーシスは、ディープインパクト産駒。
前走が、海外G1のクイーンエリザベス2世C2着からの臨戦過程。
過去5年の札幌記念は、馬券に絡んだ15頭中5頭がディープインパクト産駒。
またその5頭は、全馬が前走芝G1レースで5着以内に好走していた馬というデータも。
ディープインパクト産駒の中でも勢いのある馬が走る当レースのコンセプトに合致する1頭。