近5年のスプリンターズSは、馬券に絡んだ15頭中10頭が、近2走以内に、上がり順位3番手以内の実績or1400m以上の距離出走の条件を満たす馬。
この方向性は、いわゆるスタミナ指向の強いレースで垣間見える傾向。
その具体的なロジックについては、競馬は人気薄の好走に注目すると本質に近づくを参照。
また血統的には、日本の主流系統にもなる父サンデーサイレンス系ではない馬も有利。
過去5年で馬券に絡んだ15頭中11頭は、父が非サンデーサイレンス系の血統馬。
中でも、ノーザンダンサー系、ミスプロ系、プリンスリーギフト系といったスピードを持続させる才能に長けた種牡馬を父に持つ馬は特注系。
過去5年のスプリンターズSで、当日単勝5番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭中5頭は、上記血統の該当馬。
スプリント戦ながらも、体力の絶対値を兼ね備えた持続力血統馬が特に高いパフォーマンスを出しやすい方向性のレース。
参考までに、今年のスプリンターズSに出走を予定する馬の中で、近2走以内に、上がり順位3番手以内の実績or1400m以上の距離出走かつ、上記の血統条件も満たす馬は以下の通り。
アグリ
ウインマーベル
オールアットワンス
キミワクイーン
ドルチェモア
ママコチャ