2024年11月16日(土)
東京11R 東京スポーツ杯2歳S
近5年の東京スポーツ杯2歳Sで馬券に絡んだ15頭は、全馬が前走芝1800m以上で連対or芝1600mで上がり順位3番手の実績があった馬。
また、過去5年で馬券に絡んだ15頭は、全馬がトニービンorウインドインハーヘアの欧州の名血を持っていた馬という共通項も。
スピード優先の傾向になりやすい日本の2歳重賞としては珍しく、いわゆる欧州指向のスタミナや、クラシック指向の総合力が問われやすいレース。
ファイアンクランツは、前走の札幌2歳S(札幌芝1800m・G3)が、上がり順位2番手の末脚で3着。
血統構成は、ドゥラメンテ×ハーツクライ。
ドゥラメンテ、ハーツクライは、何れもトニービンの影響が強い種牡馬で、かつ当レース相性も抜群。
近5年の東京スポーツ杯2歳Sで馬券に絡んだ15頭中8頭は、父がハーツクライ系orドゥラメンテ産駒。
2022、2020年の当レースは、当該血統馬が馬券圏内を独占。
日本の2歳重賞としては珍しくスタミナ指向の強い当レース向きの典型と言えるキャラクター。
サトノシャイニングは、例年期待値の高い前走芝2000mで、上がり最速&1着からの距離短縮ローテ。
前走で2000mの新馬戦を勝ち上がったキズナ産駒という意味では、昨年8人気2着シュバルツクーゲルを彷彿とさせるキャラクター。
レッドキングリーも、芝2000m1着からの距離短縮ローテ。
父サートゥルナーリアは、当レースに相性のいいドゥラメンテと同系統ともなる欧州型キングカメハメハ系種牡馬で、初年度から勝ち鞍を量産する今世代からの新種牡馬。
近親には、BCターフなどG1レースを6勝した米国の名馬イングリッシュチャンネル。
母方は米国の超名血系で、その血統スケールという意味においてもメンバー随一の存在。