血統マニアが送る競馬マニアのための競馬情報ブログ!

ジャパンC(G1) [最終見解]

2023年11月26日(日)
東京12R ジャパンC

近年のジャパンCは、簡潔に舞台実績と王道血統であることが何よりの強みになるレース。

その詳細は、コース実績馬と王道血統馬が走るジャパンCを参照。

スターズオンアースは、昨年のオークス(東京芝2400m・G1)勝ち馬。

過去5年のジャパンCは、馬券に絡んだ15頭中13頭が東京芝2400m重賞の好走実績馬。

2019、2020年は、何れも東京芝2400mG1の連対馬が2年連続で馬券圏内を独占するなど特注系。

血統構成は、ドゥラメンテ×Smart Strike。

父は近年の当レースで特注系のキングマンボ系種牡馬。

過去5年のジャパンCは、父か母父ディープインパクト系orキングマンボ系の血統馬が4勝、合計11頭が馬券に。

また過去5年のジャパンCは、3歳馬or牝馬で馬券に絡んだ6頭全馬が、父か母父キングカメハメハ系or米国型の血統該当馬。

3歳馬と牝馬は、特にスピード指向の強いタイプが走りやすい傾向で、母父が相応の才能に優れた米国型Smart Strikeであることも今回の競馬へ向けては強調材料。

3着に敗れた前走のヴィクトリアMは、苦手な距離短縮ローテで参考外。

今回は1600→2400mで大幅な上昇度を見せた昨年のオークス同様の上積みにも期待可能。

勝ち切る競馬に期待します。

タイトルホルダーは、前走オールカマー(中山芝2200m・G2)2着からの臨戦。

過去5年の当レースで馬券に絡んだ15頭中14頭は、前走が今秋の芝G1レース出走馬、もしくは今秋以降の芝G2レースで5着以内馬。

父は、前述したスターズオンアースと同じドゥラメンテ。

ドゥラメンテは、母方に凱旋門賞馬トニービンの血を持つ種牡馬。

2018年4人気2着キセキは、トニービンの血が強調されたルーラーシップ産駒。

ジャパンCで複数回の好走歴を持つスワーヴリチャード、シュヴァルグランなども、トニービンの血が強調されたハーツクライ産駒。

また、キセキ、シュヴァルグランは、3000m超のG1レース勝ち馬。

古馬の牡馬は、トニービンと長距離G1実績を持つ馬の期待値が高く、菊花賞1着、天皇賞春1着の実績も有利。

リバティアイランドも、ドゥラメンテ産駒。そして東京芝2400mのG1レース勝ち馬と、条件は揃う1頭。

休み明け初戦の競馬となった前走の秋華賞は、プラス10キロ増で圧勝。

叩いて上昇するドゥラメンテ本来の資質を踏まえれば、今回は更なる上昇度さえ期待できるシチュエーション。

言わずと知れたレーティング世界ナンバーワンホースのイクイノックスは、前走天皇賞秋1着からの臨戦。東京芝2400mG1にも連対実績を持つ馬。

能力を出し切れば、ここも当然勝ち切るでしょう。

尚、前走の天皇賞秋は、従来のそれをコンマ9秒更新する1分55秒2という破格のJRAレコード決着。

重箱の隅をつつくのであれば、目に見えない反動があるかどうか、といったところ。

ドウデュースは、東京芝2400mG1レースの勝ち馬で、ジャパンCに相性のいいハーツクライ産駒の古馬牡馬。

世界最強馬イクイノックスが先着を許したのは、皐月賞のジオグリフと本馬の2頭のみ。

前週の藤岡康太騎手にも感銘を受けたであろう代打戸崎ジョッキーの手腕にも期待。