2024年11月24日(日)
京都12R 京阪杯
４年ぶりの京都開催となった昨年の京阪杯は、前走芝１４００ｍＧ２出走の距離短縮ローテ馬or前走スプリンターズＳ(芝１２００ｍ・Ｇ１)で上がり順位３番手以内馬が馬券圏内を独占。
また、昨年の馬券内好走馬３頭は、全馬が欧州の名血サドラーズウェルズの血を持っていた馬という共通項も。
同じく京都開催だった２０１９年の京阪杯も、サドラーズウェルズ系ローエングリン産駒のカラクレナイが７人気３着。
２０１８年も、ローエングリン産駒のナインテイルズが１２人気２着と激走。
この結果が示す通り、臨戦過程、血統ともに短距離戦ながらも体力の絶対値やスタミナに裏付けのあるタイプが最も走りやすい傾向も。
モズメイメイは、前走のスプリンターズＳで上がり順位３番手の末脚を計測。
母父Frankelは、近年の京阪杯で特注血統ともなるサドラーズウェルズ系種牡馬。
前走のスプリンターズＳで、上がり順位３番手以内の末脚を計測していた父ディープインパクト系＆母父サドラーズウェルズ系の血統馬という意味では、昨年の３着馬で今年も出走を予定するエイシンスポッターにも酷似するキャラクター。
ビッグシーザーは、昨年の京阪杯勝ち馬トウシンマカオと同じ欧州型ナスルーラ系のビッグアーサー産駒。
ビッグアーサーは、サドラーズウェルズの血を持つ種牡馬で、欧州指向のタフさが要求される短距離戦は絶好条件。
前述したエイシンスポッターは、今年も昨年同様スプリンターズＳからの臨戦過程。
母の父Baratheaは、欧州型サドラーズウェルズ系種牡馬。
尚、本馬が３着に好走した昨年の京阪杯は、１着馬トウシンマカオ、２着馬ルガルが、今年のスプリンターズＳの２着１着馬というハイレベルレース。
その昨年との比較では、メンバーレベルにも恵まれた印象も強いここは、順当に勝ち負けを期待。