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フローラS(G2) [最終見解]

2023年04月23日(日)
東京11R フローラS

近年のフローラSは、前走ローテで簡単に絞り込みが可能。

・前走1600m以上の芝重賞出走馬

・前走が新馬戦以外&芝1800m以上の距離で連対馬

過去5年のフローラSで複勝圏内に好走した15頭は全馬が上記何れかのローテに該当。

また、そのうち10頭は当日単勝4番人気以下の人気薄。

血統的には、いわゆるスタミナ指向の強いタイプが俄然有利。

中でも、父キングカメハメハ系、ロベルト系、ステイゴールド系は、直近3年で全勝、連対馬5頭、合計7頭が馬券に絡む特注血統。

ゴールデンハインドは、前走芝1800m重賞出走馬のステイゴールド系ゴールドシップの産駒。

馬主がラフィアンでゴールドシップ産駒、また前走フラワーCで能力を示していた馬という意味では、一昨年の3着馬で後のオークス勝ち馬ユーバーレーベンを彷彿とさせるスケール感も十分の1頭。

キミノナハマリアは、前走1勝クラスで1着と、近年の買いパターンに合致。

父は欧州型ノーザンダンサー系に分類されるハービンジャー。

2017年は、12番人気1着モズカッチャン、10番人気2着ヤマカツグレースと、ハービンジャーの産駒が揃って大波乱を演出。

翌年の2018年もハービンジャー産駒のノームコアが3頭横並びの3着に好走。

母の父ヴィクトワールピサの産駒に、2019年のフローラS勝ち馬ウィクトーリア。

種牡馬ヴィクトワールピサは英国牝系で、欧州血統馬が走るレースに相性のいい種牡馬。

父、母父ともに当レース向きと言えるキャラクター。