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ステイヤーズS(G2) [最終見解]

2024年11月30日(土)
中山11R ステイヤーズS

近5年のステイヤーズSは、馬券に絡んだ15頭中13頭が、近2走以内に芝2400m以上の距離で、3角5番手以内の先行経験or上がり順位3番手以内の実績を持っていた馬。

また過去5年の当レースで馬券に絡んだ15頭は全馬が、ステイゴールド、トニービン、ロベルト、キングマンボの何れかの血を持っていた馬という共通項も。

戦歴的にはスピード、血統的にはスタミナの裏付けを持つ馬が最も走りやすい方向性。

メイショウブレゲは、2走前の京都大賞典(京都芝2400m・G2)が、単勝シンガリ人気の低評価を覆す、上がり順位2番手の末脚を駆使して僅差3着に好走。

父ゴールドシップは、近年の当レースで特注系のステイゴールド系種牡馬。

過去5年のステイヤーズSで、父ステイゴールド系は3勝。直近4年連続で連対中。

2020年は、父ステイゴールド系血統馬&当日単勝7番人気以下の伏兵が1着2着で高配当決着に。

ステイゴールド系×米国種牡馬の血統構成、かつ追い込み脚質という意味では、一昨年5人気2着プリュムドールにも近いキャラクターで激走に期待したい1頭。

ゴールデンスナップもゴールドシップ産駒で、これまでデビューから12戦全ての競馬で上がり順位3番手以内の末脚をマークと、ステイヤーズSで走る典型のキャラクター。

母の父タニノギムレットは、ロベルトを経由する欧州型ブライアンズタイム系種牡馬。

2019年のステイヤーズS勝ち馬で、2018年、2016年も3着に好走したモンドインテロは、母の父がブライアンズタイム。

父系、母父系ともに当レース実績も十分で、定石通りに勝ち負けを期待。

アイアンバローズは、昨年のステイヤーズS勝ち馬。

父がステイゴールド系オルフェーヴル。

年に1度しか施行されない芝3600mが舞台となるステイヤーズSは、リピーターの期待値も水準以上。

前述したモンドインテロや、15~17年で3連覇のアルバート、その他でもシルヴァーソニック、ファタモルガーナ、デスペラード等々、近年でもリピーターの好走は多数。

これといった先行各馬が不在といった印象も強いメンバー構成も有利に働く可能性が高く、昨年のような自分の競馬ができれば、今年も勝ち負けになると見立てます。