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朝日杯フューチュリティS(G1) [最終見解]

2024年12月15日(日)
京都11R 朝日杯フューチュリティS

今年の朝日杯フューチュリティSは、先週の阪神ジュベナイルFと同様に、従来の阪神競馬場から舞台を移して京都競馬場で施行。

その先週の阪神ジュベナイルFは、3頭しか出走していなかった前走芝1800mに出走していた距離短縮ローテ馬が、そのまま馬券圏内を独占。

また上位好走馬3頭は全馬が、父か母父が欧州種牡馬という共通項も。

ミュージアムマイルは、前走が1勝クラスの黄菊賞(京都芝2000m)1着からの臨戦。

今年の朝日杯フューチュリティS出走馬の中で、前走が1勝クラス以上&芝1800m以上の距離で連対実績馬も本馬1頭のみ。

血統構成は、リオンディーズ×ハーツクライ。

父はキングマンボを経由する欧州型ミスプロ系種牡馬。

母父は言わずと知れたサンデーサイレンス系のトップサイアー。

同舞台で施行された先週の阪神ジュベナイルFも、父と母父が欧州種牡馬とサンデー系種牡馬で構成される血統馬が馬券圏内を独占。

8人気2着ビップデイジー、7人気3着テリオスララは、何れも父と母父が欧州型ミスプロ系とサンデー系種牡馬で構成される血統馬という共通項も。

また先週の阪神ジュベナイルFは、1~4着馬が全てノーザンファームの生産馬。

ノーザンファーム生産の中距離指向の強いタイプであることも強調材料で、定石通りに勝ち負けを期待できる1頭。

アルテヴェローチェも、父と母父が欧州型とサンデー系種牡馬で構成される、毎年の朝日杯フューチュリティSで期待値の高い前走マイル重賞1着馬。かつノーザンファーム生産馬。

母方は世界最高峰のスピード大国とも称されるアルゼンチン牝系で、日本の2歳重賞で問われるスピードの絶対値という意味においても、メンバー随一とさえ言える存在。

トータルクラリティも、父と母父が欧州型とサンデー系種牡馬で構成される前走マイル重賞1着馬。かつノーザンファーム生産馬。

2代母スルーレート、近親ハイアーレートは何れも3歳or2歳限定重賞の好走実績馬で、一族の成長曲線という意味においても買いと言えるキャラクター。