2025年02月16日(日)
東京11R 共同通信杯
近5年の共同通信杯は、前走で芝2000m以上の距離を使われていた距離短縮ローテ馬が全勝。
2023年は、当該ローテ馬が2頭のみの出走で1着2着に好走。
昨年単勝151.2倍ながらも3着と、高配当馬券を演出したパワーホールも距離短縮ローテ馬。
春のクラシックシーンにも直結する出世レースだけに、いわゆる相対的な体力の絶対値がポイントになる傾向も。
ネブラディスクは、京都芝2000mの新馬戦1着からの臨戦過程。
血統構成は、ドゥラメンテ×American Post。
芝2000mの新馬戦を勝ち上がったドゥラメンテ産駒という意味では、一昨年5人気2着タッチウッドと全く同じキャラクター。
半姉には、2019年の年度代表馬に選出されたリスグラシュー。
出世レースに相応しい血統スケールを持ち合わせるキャラクターで、ここは実績馬を圧倒するパフォーマンスにも期待したい1頭。
ワンモアスマイルは、前走エリカ賞(京都芝2000m)2着からの距離短縮ローテ。
父ブリックスアンドモルタルは、Storm Catを経由する米国型ノーザンダンサー系種牡馬。
近年の当レースは、ノーザンダンサー系血統馬の期待値も水準以上。
近5年の当レースは、父か母父ノーザンダンサー系血統馬が3勝。昨年も当該血統馬かつ当日単勝4番人気以下の伏兵が1着3着に好走して、3連単の配当金が11万円を超える波乱決着に。
尚、今年の共同通信杯に出走を予定する馬の中で、父か母父ノーザンダンサー系血統馬は本馬1頭のみ。
レッドキングリーは、芝2000mの勝利実績馬。
母方には2007年のBCターフ勝ち馬イングリッシュチャネルがいる米国の名牝系。
3着に好走した前走の東京スポーツ杯2歳S(G3)は、1着クロワデュノールが後にホープフルSを、2着サトノシャイニングがきさらぎ賞を制した世代屈指のハイレベルレース。
その戦歴や血統スケール等々を踏まれば、最も計算ができる1頭と見立てます。