2025年03月08日(土)
阪神11R フィリーズレビュー
直近5年のフィリーズレビューは、距離短縮馬or前走の上がり順位が3番手以内馬の括りで、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ9頭全馬が該当。
また、その9頭中5頭は当日単勝11番人気以下の超大穴と特注ローテ。
1400m重賞の括りの中では、いわゆる体力の絶対値がポイントになるレース。
インプロペリアは、デビュー戦の前走が東京芝1600mで1着。
近5年のフィリーズレビューは、前走芝1600mに出走していた距離短縮ローテ馬が4勝。
全姉サブライムアンセムも、前走芝1600m1着からの距離短縮ローテで2022年のフィリーズレビューを制覇。
また、2代母ハッピーパスもフィリーズレビューの2着馬と、その牝系は当レースのスペシャリスト系とも呼べる一族。
母父シンボリクリスエスは、フィリーズレビューに限らず、日本の阪神芝1400m重賞で無類の強さを誇るロベルト系種牡馬。
2023年11人気3着ジューンオレンジも、母の父がシンボリクリスエス。
2023年7人気2着ムーンプローブ、2021年8人気1着シゲルピンクルビー、2020年12人気3着ナイントゥファイブなども、全馬が父ロベルト系の血統馬。
また、前述した姉サブライムアンセムもデビューから7戦目で当レースを制したように、競馬を使う毎に上昇を見せる叩き上げの牝系の特徴も込みで、ここはデビュー戦の前走からの更なるパフォーマンスの上昇度にも期待したい1頭。
ランフォーヴァウは、前走阪神ジュベナイルF(京都芝1600m・G1)11着からの距離短縮ローテ。
前走阪神ジュベナイルF出走の距離短縮ローテ馬は、直近6年連続で連対中の特注ローテ。
父か母父がディープインパクト系種牡馬、かつStormCatの血を持つ馬で、前走阪神ジュベナイルF出走馬という意味では、2022年の2着馬ナムラクレアにも近いキャラクター。
ショウナンザナドゥも、前走マイル重賞出走の距離短縮ローテ、かつディープインパクトとStormCatの血を持つ馬。
半姉ミアネーロは、フィリーズレビューと同時期に行われる3歳牝馬限定重賞フラワーC(G3)の勝ち馬と、一族の成長曲線という意味においても買いのタイミングと言える1頭。
ダンツエランは、前走阪神ジュベナイルFからの特注ローテで、当レース含む阪神芝1400m重賞全般にも実績十分のロードカナロア産駒。
1400m重賞の勝利実績馬という戦歴も含めて、定石通りに勝ち負けを期待。