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ダービー卿CT(G3) [最終見解]

2025年04月05日(土)
中山11R ダービー卿CT

直近5年のダービー卿CTは、近2走以内に1800m以上の距離出走or上がり順位3番手以内の末脚実績馬の括りで、その勝ち馬5頭中4頭が該当。

近3年で、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ5頭中4頭も上記の実績を満たす馬。

1マイル重賞のカテゴリーとしては、いわゆる中距離指向の体力がポイントになる傾向も。

トロヴァトーレは、今回と同舞台の前走ニューイヤーS(中山芝1600m・L)が、上がり順位3番手の末脚で完勝。

これまで、自身の勝ち鞍5勝中4勝も中山芝コースという舞台巧者。

近年のダービー卿CTは、上級条件の中山芝1600mで勝利実績のある馬や、中山芝重賞で3着以内の好走実績を持つ馬も有利。

上記の実績馬は近5年で4勝、直近3年で当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ5頭中4頭も該当する特注系。

父レイデオロは、近年のダービー卿CTでも実績十分のキングカメハメハ系種牡馬。

2023年の1着3着馬、2022年の勝ち馬、2020年の1着3着馬は、全て父キングカメハメハ系の血統馬。

尚、近親ディアドラは、芝2000mG1の秋華賞勝ち馬。

1マイル重賞ながらも中距離指向の強いレースだけに、相応の才能に優れた牝系であることも有利。

ゴートゥファーストは、上級条件の中山芝1600mの勝利実績馬で、キングカメハメハ系ルーラーシップの産駒。

中山芝では1戦1勝と底を見せておらず、12着に敗れた前走の東京新聞杯(G3)は10キロ減の馬体重が全てと言える内容。

純粋に体重さえ戻れば、あっさりのシーンがあっても驚けない1頭。

コントラポストも、中山芝1600mの上級条件に勝利実績を持つルーラーシップの産駒。

母アカンサスも中山芝の上級条件の勝ち馬で、叩き良化指向の強いルーラーシップ産駒の休養明け2戦目等々、買いの材料は多数。

エコロブルームは、毎年期待値の高い中山芝1600mの重賞レース勝ち馬で、近年のダービー卿CTにも相性抜群のダイワメジャー産駒。

昨年3着アスクコンナモンダ、2020年2着&21年3着ボンセルヴィーソ、2017年の勝ち馬ロジチャリスは、全て中山芝に好走実績があったダイワメジャー産駒。

今回は約1年の休養明け初戦も、軽視はできない存在。