血統マニアが送る競馬マニアのための競馬情報ブログ!

阪神牝馬S(G2) [最終見解]

2025年04月12日(土)
阪神11R 阪神牝馬S

昨年の阪神牝馬Sで、4人気2着ウンブライル、一昨年10人気2着サブライムアンセム、2022年9人気1着メイショウミモザ、2021年8人気3着ドナウデルタ等々、近年の当レースで人気薄の立場から馬券に絡んだこれらの馬は、全馬が芝1400m以下の距離で勝利実績を持っていた馬という共通項。

また近2年は連続で人気薄のロードカナロア産駒が連対。

父か母父米国型の血統馬も直近3年で2勝。

1マイル重賞ながらも、いわゆるスプリント重賞のような傾向が見受けられるレース。

2年連続出走のウンブライルは、前述した通り昨年の2着馬で、スプリント指向のスピードに優れたロードカナロアの産駒。

母父ファルブラヴも、複数頭の芝1200m重賞勝ち馬を輩出したスピード指向の強い種馬で、全兄ステルヴィオも1400m重賞で複数回の連対実績を持つ馬と、典型的な短距離指向のスピードに優れたキャラクター。

近3走は、中距離指向の体力が問われる競馬で能力を出し切れず。

昨年も、メンバー最速上がりであわやの2着に好走したように、スプリント指向のスピードが問われる1マイル戦の競馬であれば、近走からの大幅な上積みまで期待できる1頭。

相手も短距離指向のスピードに優れたタイプを重視して、同じロードカナロア産駒のアルジーヌ、芝1200mG1レースの勝ち馬を輩出した実績を持つ種牡馬ダイワメジャー産駒のボンドガール