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福島牝馬S(G3) [最終見解]

2023年04月22日(土)
福島11R 福島牝馬S

新潟開催の一昨年を除く、直近4年の福島牝馬Sは、全ての年で父欧州型が勝利。

2022、2020年は、何れも欧州型キングカメハメハ系種牡馬の産駒が勝利。

2019、2018年は、欧州競馬のチャンピオンサイアーとしても名高いサドラーズウェルズを経由する欧州型ノーザンダンサー系メイショウサムソンの産駒(デンコウアンジュ、キンショーユキヒメ)が連勝。

いわゆる欧州指向のスタミナや馬力の要素が高い次元で問われやすい重賞競走。

この傾向に伴い、臨戦過程的にもスタミナ指向の強い経験を積んだ馬は断然有利の傾向も。

具体的には以下2項目の経験値が有効に働きやすい傾向。

・近2走以内に2000m以上の重賞出走馬

・近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬

上記の該当馬は、新潟開催の一昨年を除く近4年で全勝、当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ7頭中6頭も該当する特注ローテ。

ステラリアの母父Motivatorは、欧州型サドラーズウェルズ系種牡馬。現役時代は無敗で英国ダービーを制した欧州競馬界の名馬。

今年の出走馬の中で、父か母父サドラーズウェルズ系も本馬1頭のみ。

父キズナも、スタミナ指向、非根幹指向、海外指向に優れたサンデー系種牡馬の中では欧州指向の強い種馬。

前述の通り、近2走連続で上がり順位3番手以内の末脚をマークしていること、また近7走連続で2000m以上の長距離戦出走の臨戦も当レースの激走パターン。

ビッグリボンは、近年好調の父キングカメハメハ系。

スタミナ指向の強いレースだけに、半兄に菊花賞馬キセキがいること、距離短縮ローテも当レースへ向けては強調材料。

ストーリアは、毎年の当レースで期待値の高い前走中山牝馬S組。

当ローテ馬は、新潟開催の一昨年を除く近4年で3勝、福島開催の過去4年連続で合計6頭が連対と特注系。

父はキングカメハメハ系リオンディーズ。昨年の勝ち馬アナザーリリックも、リオンディーズ産駒。