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新潟大賞典(G3) [最終見解]

2023年05月07日(日)
新潟11R 新潟大賞典

過去5年の新潟大賞典は、全て良馬場での施行。

決着時計に関しても、過去5年中3年が1分58秒台以下の決着。残りの2年はラスト3Fのレース時計が33秒台の高速決着に。

この傾向に伴い、好走するキャラクターもスピード特化型。

過去5年の当レースで馬券に絡んだ15頭中13頭は、近2走以内に1800m以上の中距離戦で上がり順位3番手以内の高速上がり実績を持っていた馬という共通項。

また、前走3コーナー5番手以内の先行競馬を経験していた馬も過去5年で3勝、20年22年は該当馬が2年連続でワンツーを決めるなど特注ローテ。

但し今年は、レース前日から当日にかけて雨予報。

時計を要するタフな馬場コンディションであれば、例年の傾向とは相反する決着になる可能性も。

ハヤヤッコは、ダート戦並みに時計を要する競馬となった5走前の函館記念を快勝。

馬力とスタミナに特化したシラユキヒメ一族で、道悪馬場でもパフォーマンスの下降幅が少ないキャラクター。

今年は想定上位人気馬も主流のスピードタイプが集う構図。

タフな馬場で人気馬が軒並み能力を出し惜しむ競馬になれば突き抜けるシーンも。

カレンルシェルブルロングラン辺りもタフな馬場に対応可能な欧州指向の強い血統馬。

何れも新潟外回り戦では底を見せていない戦歴で、高配当演出に一考。

通常の馬場コンディションであれば、例年の傾向通り、近走の先行経験、上がり実績、スピード血統を重視してセイウンハーデススパイダーゴールド