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NHKマイルC(G1) [最終見解]

2023年05月07日(日)
東京11R NHKマイルC

過去5年のNHKマイルCは、定石通りに近走好調馬の期待値が高い傾向。

中でも、前走が芝の重賞レースで5着以内に好走していた馬は、過去5年で全勝、3着以内に好走した15頭中13頭も該当する特注ローテ。

また、このローテーションに該当せずに好走する馬は、大半が前走芝G1レース出走馬。

一昨年は、前走桜花賞(G1)で15着のソングラインが7人気2着。

2016年は、前走皐月賞(G1)8着のロードクエストが2人気2着。

2014年は、前走皐月賞(G1)15着のキングズオブザサンが12人気3着。

また、血統的には、いわゆる主流の中距離血統馬、リーディング上位系が圧倒的に有利。

中でも、父か母父ディープインパクト系orキングカメハメハ系は、過去5年で3勝、当日単勝4番人気以下で複勝圏内に好走した9頭中7頭も該当する特注系。

ショーモンは、前走アーリントンC(G3)3着からの臨戦過程。

前述した通り、近年のNHKマイルCは、前走芝k重賞で5着以内の好調馬が俄然有利のレース。

母の父に母父ディープインパクト。

こちらも先に記載した通り、近年の当レースの特注系。

昨年18頭立て18番人気ながらも3着に激走したカワキタレブリーも、母父ディープインパクトの血統馬。

父マインドユアビスケッツは、往年のNHKマイルC血統としても知られる米国型ヴァイスリージェント系種牡馬。

アエロリット、クラリティスカイ、マイネルホウオウ等々、過去の勝ち馬もヴァイスリージェント系血統馬は多数。

ダノンタッチダウンは、前走皐月賞(18着)からのローテーション。

前述した通り、近年の当レースは前走芝G1レース出走馬の期待値も水準以上。

父ロードカナロアは、近年の当レースで特注系のキングカメハメハ系種牡馬。

半兄ダノンザキッドも、マイルG1レースの好走実績馬。

また本馬は、昨年の勝ち馬ダノンスコーピオンとも、父、厩舎、馬主、更には鞍上の川田将雅騎手まで同じ。

前走の皐月賞はタフな馬場の2000m戦で、スイッチが切れてしまった全くの参考外レース。

実績のある1マイル戦で、2走前のように溜める競馬に持ち込めれば、あっさり突き抜けても不思議はない1頭。

シングザットソングも、前走桜花賞出走&父がキングカメハメハ系ドゥラメンテと、例年の激走パターンに合致するキャラクター。

前走桜花賞組は直近3年中2年で連対。

また昨年は、父か母父キングカメハメハ系の血統馬によるワンツー決着。

純粋に、マイル戦の持ち時計という意味でもメンバー1の存在で順当に走れば上位争いも必至。