血統マニアが送る競馬マニアのための競馬情報ブログ!

富士S(G2)[最終見解]

2023年10月21日(土)
東京11R 富士S

G3→G2へ格上げとなった2020年以降の富士Sは、近2走以内に芝のマイルG1レース出走馬が3連勝中。

昨年は、前走芝1600mのG1レースに出走していた馬が馬券圏内を独占。

また、G2格上げ後の近3年で馬券に絡んだ9頭中8頭は、父がディープインパクト系orキングカメハメハ系の血統該当馬。

グレードが上がったことにより、G1級のポテンシャルを兼ね備えたリーディング上位の王道血統馬が、より走りやすくなった傾向も垣間見えるレース。

レッドモンレーヴは、前走安田記念(東京芝1600m・G1)6着からの特注ローテ。

過去5年の富士Sは、その勝ち馬5頭中3頭が前走芝1600mG1レース出走馬。

また、その内2頭は前走安田記念組。昨年も前走芝1600mG1レース出走馬が複勝圏内を独占。1着2着馬は前走安田記念出走馬。

血統構成は、ロードカナロア(父キングカメハメハ)×ディープインパクト。

2021年9人気2着サトノウィザード、10人気3着タイムトゥヘヴンと、高配当馬券を演出した2頭は何れもロードカナロア産駒。

昨年3着のダノンスコーピオンもロードカナロア産駒。

また、過去5年で馬券に絡んだ15頭中5頭は、ディープインパクト産駒。

王道ローテの王道血統馬で、G2格上げの富士Sで走る典型のキャラクター。

キラーアビリティは、前走新潟大賞典(新潟芝2000m・G3)5着からの距離短縮の臨戦過程。

G2格上げ後の直近3年の富士Sは、当日単勝9番人気以下で馬券に絡んだ2頭が共に前走芝2000m以上の重賞に出走していた距離短縮ローテ馬。

また、例年の当レースで期待値の高いディープインパクト産駒。

デビュー以来初の1マイル戦出走で激走の可能性を秘める1頭。

ダノンタッチダウンは、前走芝マイルG1レース出走のキングカメハメハ系ロードカナロア産駒と買いパターンに合致。

3歳馬も近3年で2勝、合計5頭が馬券に絡む特注系。

ほぼ同様の理屈で、キングカメハメハ系ドゥラメンテ産駒のシャンパンカラーも評価。