2023年05月20日(土)
京都11R 平安S
3年ぶりに京都競馬場のダ1900m戦で施行される平安S。
京都開催時の平安Sは、2017~2020年まで、前走ダ2000m以上の長距離戦に出走していた距離短縮馬が4連勝中。
2017年は、前走ダ2000m以上の長距離戦出走馬が3着以内を独占。
2019年も、当該ローテによるワンツー決着。
ダート長距離戦でも通用する体力の絶対値、スタミナの要素が高い次元で問われやすいレース。
ノットゥルノは、前走川崎記念(川崎ダ2100m・G1)からの距離短縮ローテ。
父は凱旋門賞馬トニービンの血が強調されたハーツクライ。
2019年の平安Sで、12番人気2着と高配当馬券を演出したモズアトラクションは、距離短縮ローテでトニービンを父に持つジャングルポケット産駒。
いわゆる芝中長距離血統馬のスタミナも活かされやすいレース。
今回の斤量は59キロ。
京都開催時の直近3年は、斤量58キロ以上が4頭馬券に。2019、2020年は2年連続で斤量59キロの馬が3着以内に好走。
重い斤量を背負わされる当カテゴリーの実績馬、格上馬も水準以上の期待値を誇るレース。
サンライズホープの父マジェスティックウォーリアは、京都開催時の平安Sで注目のエーピーインディ系種牡馬。
2018年5人気3着クインズサターン、2020年5人気2着ヴェンジェンスは、何れもエーピーインディ系種牡馬の産駒。
母の父が芝のスタミナ指向が強いスペシャルウィークという意味では、ヴェンジェンスと酷似するタイプ。
大敗続きの近2走は、時計勝負の道悪馬場で持ち前のラストの伸びが活かしきれず。
通常の馬場で例年通りの体力が問われる競馬になれば、大幅な変わり身も。
グロリアムンディは、京都開催時の近4年で2勝と相性抜群のキングカメハメハ産駒。かつ距離短縮ローテ。
キングカメハメハ産駒で、前走ダイオライト記念1着という意味では、2019年の勝ち馬チュウワウィザードを彷彿。