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関屋記念(G3) [最終見解]

2023年08月13日(日)
新潟11R 関屋記念

Storm Cat、Danzig、Deputy Ministerの系統など、スピードと持続力に長けたノーザンダンサー系の血を持つ馬に相性の良いレース。

上記何れかの血を持つ馬は、過去5年の関屋記念で4勝。

昨年12人気2着シュリは、母の父がStorm Cat系Giant’s Causeway。

一昨年8人気2着カラテは、母の父がDeputy Minister系フレンチデピュティ。

2020年8人気2着トロワゼトワルは、Storm Catを母父に持つロードカナロア産駒。

と、勝ち切る馬も、人気薄の好走馬もノーザンダンサー系の血がポイントに。

ララクリスティーヌの父ミッキーアイルは、ディープインパクト×ロックオブジブラルタル(Danzig系)の血統構成馬。

過去5年の関屋記念は、その勝ち馬5頭中3頭がディープインパクト産駒。また、その3頭は全て母父ノーザンダンサー系で、うち2頭は母父Danzig系。

昨年の3着馬ダノンザキッドも、父が主要のサンデー系種牡馬で、母父が本馬と同系統のデインヒルを経由するDanzig系種牡馬のDansili。

サンデーサイレンスのスピードにプラスαで、Danzig系の持続力を強化された馬は、近年の関屋記念で最も期待値の高いパターン。

また、過去5年の勝ち馬5頭中4頭は、前走が芝1600mG1出走or道中5番手以内の先行経験馬。

前走ヴィクトリアマイル(東京芝1600m・G1)で、道中5番手以内の競馬をしていることも強調材料。

フィアスプライドは、近年の当レースに相性抜群のディープインパクト産駒で、母方にStorm Bird(Storm Catの父)を持つ血統馬。

主要のサンデー系種牡馬の産駒で、母方にStorm Birdの血、かつ前走が東京芝1800mで先行していた距離短縮ローテ馬という意味では、前述した昨年2着のシュリ(10人気)を彷彿とさせるタイプで波乱演出に一考。

カワキタレブリーも、父がStorm Bird系の血が強調された種牡馬で、母父が主要のサンデー系種牡馬と、当レース向きの血統馬。

関屋記念に対する適性は水準以上と見立てます。