2024年08月18日(日)
札幌11R 札幌記念
直近5年の札幌記念は、馬券に絡んだ15頭中13頭が、前走G2以上のグレードレース出走馬。
また父か母父が欧州型ノーザンダンサー系、キングマンボ系、ロベルト系の何れかに該当する血統馬は、過去5年で計11頭が馬券圏内に好走。
いわゆる競走馬としての格を担保する馬の中でも、欧州指向の強い重厚なタイプが走りやすいレース。
ステラヴェローチェは、前走安田記念(G1・9着)からの特注ローテ。
父バゴは、欧州型レッドゴッド系種牡馬で、欧州最高峰レース凱旋門賞の勝ち馬。
欧州血統馬でかつ、芝1600mG1レースで連対実績を持っていることも、今回の競馬へ向けては強調材料。
2020年の2着馬で、翌年も3着に好走したペルシアンナイトは、父が欧州型ノーザンダンサー系のハービンジャーで、マイルG1レースの勝ち馬。
2021年の勝ち馬ソダシも、母の父が欧州型キングマンボ系キングカメハメハで、当レース出走以前にマイルG1レースで2勝の実績があった馬。
デビュー以来初の札幌芝で激走に期待したい1頭。
ノースブリッジは、父が欧州型ロベルト系のモーリス。加えて、前走海外G1レースからの特注ローテ。
モーリス産駒の先行脚質馬という意味では、一昨年の勝ち馬ジャックドールを彷彿とさせるキャラクターで当レース向き。
プログノーシスは、昨年の札幌記念勝ち馬。
前走クイーンエリザベス2世カップ(香G1・芝2000m。2着)からのローテーションもその昨年と同じ。
いわゆる鉄砲がけの効くタイプで、休養明け初戦の競馬では[5.1.0.0]の連対率100%。
今回も陣営の青写真通りと言える狙いを澄ませた休養明け初戦で、順当に勝ち負けを期待。