2023年08月20日(日)
小倉11R 北九州記念
過去５年で馬券に絡んだ１５頭中１２頭が、前走芝重賞で５着以内orオープン特別で連対の実績馬。
いわゆる近走好調馬が圧倒的に有利のスプリント重賞競走。
サンキューユウガは、前走ＣＢＣ賞(Ｇ３)２着からの臨戦。
血統構成は、ロードカナロア×サクラバクシンオー。
父の母父は近年の当レースで特注血統のStorm Cat。
近年の北九州記念は、父か母父にStorm Catの血を持つ馬が３年連続で連対中。
Storm Catの父にあたるStorm Birdの血を持つ馬という意味では、近５年連続で連対というデータも。
昨年の当レースで単勝１６番人気１着と大波乱を演出したボンボヤージは、ロードカナロア産駒。
一昨年４人気２着ファストフォースは、本馬と同じ前走ＣＢＣ賞好走馬で、ロードカナロア×サクラバクシンオーの血統馬。
臨戦過程、血統構成ともに当レース向きの典型と見立てます。
ママコチャは、前走オープン特別で１着のローテーション。
父クロフネは、近年の北九州記念で特注血統のStorm Catと同系統にあたる米国型ノーザンダンサー系に分類されるスピード指向の強い種馬。
全姉ソダシは芝１６００ｍＧ１を３勝。
そのソダシが一昨年の桜花賞でマークした走破時計１分３３秒１は、未だに破られていない阪神芝１６００ｍのコースレコード時計。
この馬自身も１Ｆ距離短縮戦となった１４００ｍ戦の前走で圧勝したように、一族の特性を強く受け継いだスピードタイプであることも明白。
その持ち前が近走以上に活きるであろうデビュー以来初の芝１２００ｍ戦出走ともなる今回は、前走からの更なる上積みさえ期待できるシチュエーションの可能性も。
モズメイメイも、前走芝１２００ｍ重賞１着の好調ローテ。
ディープインパクト系リアルインパクトの産駒で、母方にはStorm Catの血を持つ馬。
ディープインパクトとStorm Catの血を併せ持つ馬という意味では、前述した昨年の勝ち馬ボンボヤージ(ロードカナロア×ディープインパクト)と同じ。
１２００ｍ２戦目の競馬となる今回は、前走からの更なる上積みも想定可能。