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スプリングS(G2) [最終見解]

2024年03月17日(日)
中山11R スプリングS

重馬場開催の2021年を除く近4年のスプリングSで、馬券に絡んだ12頭は全馬が、近2走以内に1600m以下出走馬or3角5番手以内の先行経験馬。

芝1600m以下の距離で勝利実績を持っていた馬も、過去5年で当日単勝5番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭中4頭が該当。

同じ3歳重賞で同じ時期、同じ舞台で行われるフラワーCとは相反する格好で、いわゆるマイル指向のスピード、速さがポイントになる重賞レース。

シックスペンスは、これまで芝1600mで2戦無敗の特注ローテ。

昨年8人気3着と、馬券のポイントとなったメタルスピードも、前走芝1600m1着からの距離延長ローテだった馬。

2019年は、前走芝1600m以下出走の延長ローテ馬が馬券内を独占して、3連単の配当金も23万円を超える大荒れ決着に。

母フィンレイズラッキーチャームは、米国競馬の快速型で、ダ7F(約1400m・G1)のマディソンS勝ち馬。

重馬場開催の2021年を除く、近年のスプリングSは、父米国型or芝1200mG1実績馬の産駒、に該当する馬が5連勝中というデータも。

その戦歴に加えて、血統的にもスピード指向の強いタイプは有利のレースで、セオリー通りにスプリングS向きと言えるキャラクター。

ウォーターリヒトは、芝1600m重賞の好走実績馬で、父がスピードを強化する米国型ストームバード系ドレフォン。

近5年の当レースは、父米国型orストームバード系の血を持つ種牡馬の産駒、の括りで4勝というデータも。

スピード指向の強いレースだけに、母ウォーターピオニーの現役時代の勝ち鞍3勝が全て1400m以下の短距離距離であることも、今回の競馬へ向けては有利。