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根岸S(G3) [最終見解]

2024年01月28日(日)
東京11R 根岸S

過去5年の根岸Sは、馬券に絡んだ好走した15頭中14頭が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮ローテの条件を満たす馬。

1400m重賞ながらも、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。

また、近年の当レースは、東京ダート実績もポイントに。

過去5年で当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭は、全馬が東京ダートの上級条件で1着or東京ダートのオープンクラスで3着以内に走った実績があった馬というデータも。

尚、血統的には、父か母父がフジキセキ系、キングカメハメハ系、エンドスウィープ系、ストームバード系、フレンチデピュティ系等々、芝ダート兼用指向の強いタイプが走りやすい傾向も顕著。

過去5年の根岸Sで、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭は、全馬が上記血統条件の該当馬。

アルファマムは、前走の霜月S(東京ダ1400m・OP)が上がり最速の末脚で1着。

前述した通り、近走末脚上位馬、東京コースの上級条件実績馬は例年期待値の高いレース。

母父フジキセキは、芝ダート双方のG1馬を輩出した兼用指向の強い種牡馬。

2019年2着ユラノトも、近走好調馬、かつ東京ダート実績があった母父フジキセキの血統馬。

昨年4人気3着バトルクライも、東京ダート実績を持っていたフジキセキ系イスラボニータ産駒。

エンペラーワケアは、芝ダート双方のG1馬を輩出したキングマンボ系ロードカナロアの産駒で、連勝中で勢いのあるローテーション。

昨年1着レモンポップも、前走までは連対率100%をキープしていたキングマンボ系Lemon Drop Kidの産駒。

2021年1着レッドルゼルも、近2走連続で連対していたロードカナロア産駒。

上昇中で勢いのある父キングマンボ系は崩れないレースで、勝ち負けも必至と言える1頭。

サンライズフレイムも、4連勝中と勢いのあるローテーション。

父ドレフォンは、近年の根岸Sにも実績がある米国型ストームバード系種牡馬。

2021年10人気2着と高配当馬券を演出したワンダーリーデル、一昨年の3着馬で今年も出走予定のタガノビューティーも、ストームバード系種牡馬の産駒。

また本馬の半兄ドライスタウトは、昨年の武蔵野S(東京ダ1600m・G3)を完勝。

現時点で東京ダート実績こそないものの、父系、母系ともに当舞台向きと言えるタイプ。