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福島牝馬S(G3) [最終見解]

2024年04月20日(土)
福島11R 福島牝馬S

新潟開催の2021年を除く直近4年の福島牝馬Sは、近2走以内に上がり順位3番手以内馬or2000m以上の芝重賞出走馬が全勝。

当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭も全馬が、上記のローテを満たす馬。

また2021年を除く、近4年の福島牝馬Sは、父欧州型orステイゴールド系血統馬が3勝。

当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭中5頭も上記血統馬。

臨戦過程、血統ともに、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見える牝馬限定のG3競走。

タガノパッションは、近2走連続で上がり順位1位の末脚を計測。また、2走前は芝2000m重賞に出走の臨戦。

前述の通り近年の福島牝馬Sは、近走末脚実績馬、2000m以上の芝重賞出走馬は特注系。

血統構成は、キングカメハメハ×シンボリクリスエス。

父、母父ともに欧州型の重厚な血統馬。

中でも父キングカメハメハ系は、近5年で3勝、直近4年連続で連対中と、近年の当レースにおける特注血統。

また前走中山牝馬S組も、新潟開催の2021年を除く近4年で2勝、福島開催の直近6年連続で必ず1頭以上は馬券内に好走中と特注系。

横一線にも映る今年のメンバー構成であれば、勝ち切るシーンがあっても不思議はない1頭。

シンリョクカは、母の父がキングカメハメハ。そして前走中山牝馬S組と、期待値の高いパターン。

3着に好走した前走内容からも、今回の相手関係であれば能力上位も明らかで、想定上位人気馬の中では最も信ぴょう性の高い存在。

ステイゴールド系ゴールドシップ産駒のエリオトローピオは、福島芝に限れば[3.1.1.0]の複勝率100%。

自身が馬券に絡んだ競馬も全て福島芝という典型的な舞台巧者。

昨年、一昨年と2年連続で好走したクリノプレミアムも、父ステイゴールド系の血統馬で、福島芝では複勝率100%の実績を持っていた馬。

今回は全くの無警戒の存在も、大波乱演出に期待したい1頭。