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葵S(G3) [最終見解]

2024年05月25日(土)
京都11R 葵S

3年ぶりの京都開催となった昨年の葵Sは、前走芝1400m以上の距離短縮ローテ馬が1着2着。

1着モズメイメイは、ディープインパクト系リアルインパクト産駒。

2着ルガルは、キングカメハメハ系ドゥラメンテ産駒。

また上記2頭は、何れも前走で3角5番手以内の先行経験馬という共通項も。

昨年と同様に京都開催の2020年は、ディープインパクト系キズナ産駒のワンツー決着。

1着ビアンフェは、前走芝1400m重賞で3角5番手以内の先行経験があった馬。

2019年の勝ち馬ディアンドルは、キングカメハメハ系ルーラーシップ産駒。

この結果が示すように、距離短縮ローテ馬や主流血統馬の中でも、脚質的には前向きなタイプが最も走りやすいレース。

オーキッドロマンスは、前走のファルコンS(中京芝1400m・G3)が、積極果敢なハナを奪い切る競馬で2着に好走。

そして父ロジャーバローズは、ディープインパクト種牡馬。

2020年の勝ち馬ビアンフェも、前走ファルコンSで先行経験、かつディープインパクト系キズナの産駒。

短縮ローテ、主流血統、そして前走先行経験と、京都開催の葵S向きの典型と言える1頭。