血統マニアが送る競馬マニアのための競馬情報ブログ!

キーンランドC(G3) [最終見解]

2024年08月25日(日)
札幌11R キーンランドC

直近3年のキーンランドCは、当日単勝7番人気以下の立場から馬券に絡んだ3頭全馬が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮ローテ馬。

また近3年の当レースで馬券に絡んだ9頭中7頭は、ノーザンダンサー系、ミスプロ系、ロベルト系、ナスルーラ系等々、非サンデー系の種牡馬の産駒という共通項も。

戦歴的にはスタミナ指向が強く、中でも非サンデー系の馬力血統馬が特に走りやすいレース。

モリノドリームは、前走の青函S(函館芝1200m・OP)が、上がり順位2番手の末脚で1着。

これまで自身の勝ち鞍5勝は、全て札幌or函館の芝1200m戦という典型的な洋芝巧者のキャラクター。

近3年のキーンランドCは、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ5頭全馬が、2勝クラス以上の洋芝1200mで勝利実績を持っていた馬というデータも。

父はロベルト系モーリス、母父はフォーティナイナー系アドマイヤムーン。

前走青函S1着からの臨戦で、父がロベルト系血統馬という意味では、2022年4人気3着ヴァトレニにも近いキャラクター。

2021年9人気3着セイウンコウセイは、アドマイヤムーン産駒。

いわゆるサンデー系の血の影響が薄い洋芝巧者の典型タイプで、定石通りに勝ち負けに期待。

オオバンブルマイは、例年期待値の高い距離短縮ローテで、父がストームバードを経由するノーザンダンサー系ディスクリートキャット。

2020、2021年と2年連続連対のエイティーンガールも、父がストームバード系の血統馬。

また2020年のキーンランドCは、父ストームバード系血統馬によるワンツー決着。

自身初の1200m戦、初の洋芝出走でこれまで以上に能力を発揮する可能性も秘める1頭。

エイシンスポッターの父エイシンヒカリは、母の父にStorm Cat(ストームバード系)の血を持つ種牡馬。

2走前に上がり最速の末脚をマークしている実績も今回の競馬へ向けては有利で、洋芝初出走で激走も。