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目黒記念(G2) [最終見解]

2024年05月26日(日)
東京12R 目黒記念

ここ数年の目黒記念は、直線の長い東京コースが舞台ということもあり、いわゆるスピードを持続させる才能がポイントに。

近5年の目黒記念は、当日単勝5番人気以下の立場から馬券に絡んだ9頭中6頭は、スピード、持続力指向に優れた父か母父米国型血統馬。

また、父か母父がキングカメハメハ系、ディープインパクト系、ステイゴールド系、ハーツクライ系の何れかの血統馬は、過去5年で馬券に絡んだ15頭中14頭が該当。

要するに、日本の主流血統馬にプラスαで、米国指向の持続力を兼ね備えたタイプが最も走りやすいレース。

ジューンアヲニヨシは、キズナ×ノボジャックの血統構成馬。

父は主流のディープインパクト系種牡馬で、母父が米国型ヴァイスリージェント系種牡馬。

昨年6人気2着ディアスティマ、2019年9人気3着ソールインパクトも、父がディープインパクト系で母父米国型の血統馬。

日本の主流血統にプラスαで、米国指向の持続力を兼ね備えた当レース向きのキャラクター。

また本馬の母方は、日本でも多数の活躍馬を輩出する大種牡馬Dynaformerがいる米国の名牝系。

米国指向の持続力という意味では、メンバー最上位レベルの評価も与えられる1頭で、昇級初戦から勝ち負けに期待。

ケイアイサンデラは、父がディープインパクト系シルバーステートで、母父が米国型ミスプロ系のエンパイアメーカー。

父がディープ系で母父が米国型ミスプロ系、かつ気性的に前向きな先行脚質という意味では、前述したディアスティマにも近いタイプ。

ヒートオンビートマイネルウィルトスは、当レース&当コースの好走実績馬。

ヒートオンビートは、昨年の目黒記念の勝ち馬で、2021年も2着に好走。目黒記念と同舞台のアルゼンチン共和杯でも直近2年連続で3着内に好走中。

マイネルウィルトスは、一昨年の目黒記念2着馬で、アルゼンチン共和国杯でも2度の連対実績を持つ馬。

年に数回しか行われない特殊コースで行われるため、スペシャリストが出現しやすく、リピーターや同舞台重賞のアルゼンチン共和国杯の好走馬などが極端に走りやすい傾向も当レースならでは。