血統マニアが送る競馬マニアのための競馬情報ブログ!

阪急杯(G3) [最終見解]

2024年02月25日(日)
阪神11R 阪急杯

近5年の阪急杯は、前走1600m以上出走の短縮ローテ馬or近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬が全勝。

過去5年で4番人気以下の立場から馬券に絡んだ8頭中7頭も、上記の条件を満たす馬。

また直近5年の阪急杯は、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ8頭全馬が、父サンデーサイレンス系orキングマンボ系or母父サンデーサイレンスの血統馬という共通項も。

短距離重賞ながらも、いわゆる中距離指向、スタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。

ダノンティンパニーは、説明不要のサンデーサイレンス系血統の超主流種牡馬ディープインパクト。

直近5年の当レースで、父ディープインパクト系は3連対。

2020年6人気1着ベストアクターも、ディープインパクトの産駒。

距離短縮のローテーション、またデビューから一貫して上がり順位3番手以内の末脚を使っていることも今回の競馬へ向けては強調材料。

尚、本馬はこれまで阪神芝1400mでは2戦無敗。

中距離指向の強いタイプが走りやすい当レース向きの典型と言えるキャラクターで勝ち切る競馬に期待したい1頭。

ボルザコフスキーは、ディープインパクト系キズナ産駒で距離短縮ローテ馬。

母系は世界最高峰のスピード大国とも称されるアルゼンチン牝系。

キズナ産駒で短縮ローテ、かつ母方がスピード指向の強い牝系という意味では、昨年2着ダディーズビビッドを彷彿とさせるキャラクター。

スマートクラージュは、ディープインパクト産駒。

近走は重賞で2走連続好走。勢いのあるディープ産駒は当レースに限らず、日本の芝重賞では常時期待値の高いパターン。