2024年06月02日(日)
東京11R 安田記念
直近5年の安田記念は、近2走以内に、上がり順位3番手以内or1800m以上の距離出走馬が全勝。
当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭中5頭も上記の条件を満たす馬。
また、近5年で当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭中5頭は、父ディープインパクト系orハーツクライ系orステイゴールド系の血統馬。
臨戦過程、血統的にも中距離指向が強く、中でも主流のサンデー系血統馬が最も走りやすいといった傾向も。
ステラヴェローチェは、前走の大阪杯(阪神芝2000m・G1)が、上がり順位2番手の末脚で4着。
前述の通り、近年の安田記念は中距離指向で近走上がり上位馬、近走1800m以上の距離出走馬等々が断然有利。
中でも、前走芝G1レース出走馬は過去5年で4勝と特注ローテ。
血統構成は、バゴ×ディープインパクト。
近年の安田記念は、父ディープインパクト系血統馬が4連勝。
父か母父が欧州型血統馬も、過去5年で3勝、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭中5頭が該当と特注系。
父が欧州競馬の最高峰レースとしても知られる凱旋門賞の勝ち馬バゴであることも、当レースへ向けては強調材料。
尚、過去5年の安田記念は、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭中5頭は、芝1800m以上の重賞で連対実績を持っていた馬という共通項も。
皐月賞3着、日本ダービー3着、神戸新聞杯1着等々の実績も有利で、波乱演出以上のパフォーマンスに期待したい1頭。
パラレルヴィジョンは、ディープインパクト系キズナの産駒。
直近2年の安田記念で連覇のソングラインもキズナ産駒。
芝2000mで3勝と、今回の出走馬の括りの中では中距離指向の強いタイプで、定石通りに近年の安田記念向きと言えるキャラクター。
セリフォスは、昨年の安田記念2着馬。
近年の安田記念は、ソングラインの連覇、直近3年連続で複勝圏内に好走したシュネルマイスター、19年20年で2年連続連対のグランアレグリア、その他にもインディチャンプ、アエロリット、ロゴタイプなどが複数回3着以内に好走等々、いわゆるリピーターの好走率も水準以上。
昨年の1着馬ソングライン、3着馬シュネルマイスターも不在の今年のメンバー構成を踏まえれば、まず勝ち負けの期待を懸けられる1頭。
ロマンチックウォリアーは、これまでのG1レース勝ち鞍7勝が全て芝2000m以上の距離という中距離指向の強いキャラクター。
父Acclamationは、欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。
1800m以上の芝重賞に実績がある父欧州型ノーザンダンサー系血統馬という意味では、2021~2023年の安田記念で3年連続3着以内に好走したシュネルマイスターにも近いタイプで、海外遠征等々による極端なアクシデント等がない限りは、その好走確率も水準以上と見立てます。