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新潟2歳S(G3) [最終見解]

2024年08月25日(日)
新潟11R 新潟2歳S

昨年の勝ち馬アスコリピチェーノ、2018年8人気3着スティルネスは、何れも前走で芝1400m以下の距離に出走していた距離延長のローテ馬。

2019~2022年は、当日単勝7番人気以下の距離延長ローテ馬が4年連続で4着に好走。

またダイワメジャー産駒は、過去5年で2勝3連対。2017年も産駒がワンツー決着を決めるなど特注系。

ダイワメジャーは、種牡馬として1200m重賞勝ち馬を多数輩出。

戦歴、血統ともに、いわゆる短距離指向のスピードが問われやすいレース。

スターウェーブは、デビュー初戦の前走が芝1400mで1着と、近年の新潟2歳Sで期待値の高い距離延長の臨戦。

父Kingmanは、現役時代に欧州マイルG1レースを4勝、産駒にマイルG1勝ち馬シュネルマイスターなどがいる、スピード指向の強い欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。

2020年の勝ち馬ショックアクションも、スピード指向の強い欧州型ノーザンダンサー系Gleneaglesの産駒。

母父Dubawiも、日本では短距離戦に強いタイプを多数輩出。

2021、2023年のアイビスサマーダッシュ(新潟芝1000m・G3)を制したオールアットワンス、2022年のアイビスサマーダッシュ勝ち馬ビリーバーは、何れも父Dubawi系の血統馬。

いわゆる短距離指向のスピードの絶対値という意味では一枚上と言っても過言ではない存在で、ここは勝ち切る競馬にも期待したい1頭。

コートアリシアンは、近親のストロングリターン、レッドオーヴァルが何れも芝1400m以下の重賞好走実績馬。

母コートシャルマンも、現役時代の勝ち鞍3勝中2勝が芝1400m以下の距離と、スピード指向の強い一族で当レース向き。

キタノクニカラは、前走芝1200mで1着の買いローテ。

全姉キタウイングは、2022年の新潟2歳S勝ち馬。

その姉同様に、仕上がり早の牝馬であることも強調材料で波乱演出に一考。