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神戸新聞杯(G2) [最終見解]

2024年09月22日(日)
中京11R 神戸新聞杯

今年と同様に、中京競馬場で行われた2020~22年の神戸新聞杯は、馬券に絡んだ9頭全馬が、前走日本ダービー出走or前走1勝クラス以上&芝1800m以上の距離で上がり順位3番手以内の条件を満たす馬。

また、上記期間で馬券に絡んだ9頭は全馬が、父か母父がディープインパクト系orサンデー系×欧州型種牡馬(順不同)の血統馬。

日本の非根幹距離重賞特有と言える、スタミナ指向の末脚が決まりやすいレース。

ミスタージーティーは、前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)からの特注ローテ。

近年の神戸新聞杯は、競馬場を問わず前走日本ダービー出走組が8連勝中と、基本的には王道ローテを歩んだ馬が有利。

父ドゥラメンテは、ディープインパクトが走る競馬に強い、言わずと知れた現日本競馬界のトップサイアー。

中京開催の2020~22年は、父か母父ディープインパクトの血統馬が3連勝中というデータも。

母父Sadler’s Wellsも、知れた往年の欧州競馬界のチャンピオンサイアー。

2022年12人気2着ヤマニンゼスト、2021年5人気2着レッドジェネシスなども、Sadler’s Wellsの血が強調された重厚な血統馬。

3歳秋に行われる長距離重賞だけに、Sadler’s Wellsに代表される成長力に定評があるタフな欧州血統馬が走る傾向も特徴的のレース。

尚、本馬の兄姉馬には、エリザベス女王杯(G1)3着のタッチングスピーチ、セントライト記念(G2)2着サトノルークス。

2200m重賞に実績がある非根幹指向の強い牝系であることも、今回の競馬へ向けては強調材料。

ジューンテイクは、前走日本ダービーからの臨戦で、父がディープインパクト系キズナ、母父が欧州型ロベルト系のシンボリクリスエス。

前述の通り、中京開催の2020~22年で馬券に絡んだ9頭は全馬が、父か母父がディープインパクト系orサンデー系×欧州型種牡馬(順不同)の血統馬。

芝2200m重賞の勝ち馬であることも強調材料で、定石通りに勝ち負けを期待。

ビザンチンドリームも、前走日本ダービー組。

父も母父も欧州種牡馬の重厚なキャラクターで、3代母フサイチエアデールは、現役時代に2200mG1エリザベス女王杯を2年連続で連対した馬。

夏を超えた成長力と非根幹距離適性の両面に期待できる今回は、前走からの大幅な変わり身も。