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京王杯2歳S(G2) [最終見解]

2024年11月02日(土)
東京11R 京王杯2歳S

近5年の京王杯2歳Sは、前走1着馬or前走の上がり順位が3番手以内馬の括りで、その勝ち馬5頭全馬が該当。

馬券に絡んだ15頭中13頭も、上記実績を満たす馬。

また、近5年で父か母父がディープインパクト系の血統馬は、合計6頭が馬券圏内に好走。そのうち5頭は、当日単勝5番人気以下の人気薄というデータも。

昨年9人気3着オーキッドロマンスは、父ディープインパクト系の血統馬。

一昨年は、当日単勝5番人気以下&母父ディープインパクトの血統馬が1着3着に好走して、3連単の配当金が222万円超の大波乱決着に。

ヤンキーバローズは、前走の函館2歳S(G3)が、上がり順位2番手の末脚で僅差4着。

血統構成は、エピファネイア×ディープインパクト。

前述の通り、前走の上がり実績、またディープインパクトの血を持つ馬は近年の当レースの特注系。

また、ディープインパクト産駒の母キャンディバローズは、京王杯2歳Sと同時期に行われる2歳1400m重賞ファンタジーSの勝ち馬。

いわゆる仕上がり早の一族であることも含めて、勝ち切る競馬まで期待できる1頭。

ヒシアマンは、デビューから一環して上がり最速の末脚を計測。

前走札幌芝1500m1着からの距離短縮ローテ。

近5年の当レースは、距離短縮ローテ馬が合計5頭馬券圏内に好走。2021年は当該ローテ馬が馬券圏内を独占するなどした特注ローテ。

ディープインパクト血統が走りやすいレースだけに、モーリス×マンハッタンカフェと、いわゆる欧州指向、スタミナ指向の強い血統馬であることも有利。

バニーラビットは、ダイワメジャー系アドマイヤマーズの産駒で、母トレジャリングが英国生産馬。

2020年の勝ち馬モントライゼは、ダイワメジャー産駒で、母ムーングロウが英国生産馬。

また、この両者は何れもノーザンファームの生産馬。

早期の段階から走る社台系の典型タイプで、そのノーザンファームの意図まで垣間見える1頭。