2024年11月09日(土)
京都11R デイリー杯2歳S
4年ぶりに従来の京都開催となった昨年のデイリー杯2歳Sは、近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬が馬券圏内を独占。
また1着3着馬は、前走芝1800mで3着以内に好走していた距離短縮のローテーション。
8人気2着エンヤラヴフェイスは、ディープインパクト系エイシンヒカリの産駒。
11頭立ての10人気3着と波乱を演出したナムラフッカーは、ハーツクライ系スワーヴリチャードの産駒で、母の父がキングカメハメハ系ルーラーシップ。
マイル重賞ながらも、いわゆる中距離指向の強い方向性で、中でもディープインパクト、ハーツクライ、キングカメハメハ系等々、日本の主流血統馬が走りやすい傾向も。
ロヴィーサは、デビュー初戦となった前走の新馬戦(京都芝1800m)が、上がり順位2番手の末脚で1着。
昨年の勝ち馬ジャンタルマンタルも、前走京都芝1800mの新馬戦1着からのローテで、その前走では上がり最速の末脚をマークしていた馬。
父リオンディーズは、日本の主流系統で、デイリー杯2歳Sにも実績十分のキングカメハメハ系種牡馬。
リオンディーズ自身も現役時代に、2000mの新馬戦完勝後の次走で、2歳G1レースの朝日杯フューチュリティS(芝1600m)を制したように、距離短縮ローテ、この時期の2歳重賞にも強い種馬。
その他では、ランフォーヴァウ、ダイシンラー辺りに注目。
どちらも前走1着&上がり最速の末脚をマーク、かつ父か母父ディープインパクトの血統馬。
昨年同様、主流のスピードが活きる競馬であれば、順当に勝ち負けを期待できるキャラクター。